審査なしで1万円を借りる6つの方法【条件有り】
1万円を無審査で借りる方法は6つあり、一定の条件を満たす必要があります。それぞれの条件をクリアできれば、1万円を借りる際に有力な選択肢となりえます。
クレジットカードのキャッシングサービスを使う
クレジットカードをお持ちの方は、キャッシング枠を付帯していれば審査を通さずにお金を借りることができます。キャッシング枠とは、クレジットカードを使って買い物をする「ショッピング利用枠」とは別に、借りられる限度額のことです。設定された金額の範囲内で、クレジットカードを使ってATM等からお金を借りることができます。クレジットカードの会員専用ページから契約状況を確認することができ、キャッシング枠の付帯の有無や借入可能額などを確認することができます。ただし、クレジットカードをお持ちでない方は、発行のための審査が必要です。また、クレジットカードを持っていても、キャッシング枠がついていない場合もあり、新たにキャッシング枠をつけるには審査が必要です。
質屋で借入する
審査を通さずにお金を借りたい場合は、質屋で持ち物を質入れすることで借りることも可能です。ブランド品やパソコン、スマートフォンなど、比較的高額な資産を質入れすることができます。まとまったお金が入った給料日に利息をつけて返済すれば、質入れした品物は戻ってきます。借りることができる金額は、質入れする品物の査定額によって変わるので、1万円借りたいなら1万円以上の品物を質入れする必要があります。ただし、質屋は比較的高い金利を設定しているのが普通です。また、一般的に3ヶ月以内に元金と利息を返済しないと、質入れした品物は戻ってきませんので、注意が必要です。
生命保険の契約者貸付制度
貯蓄型生命保険に加入している人は、「契約者貸付制度」を利用することができます。契約者貸付制度は、生命保険を解約したときに戻ってくる「還付戻り金」を担保にお金を借りる制度なので、審査は不要です。一般的に、融資額の上限は還付返戻金の7~8%程度とされています。比較的低金利で、返済日も保険契約の満了日に設定されているため、使い勝手の良い制度といえるでしょう。ただし、返金返戻金を担保にしているため、返済が滞ると返金返戻金の額が減り、元利金の合計が解約前の返金返戻金の額を超えてしまうと保証が受けられなくなります。また、保険会社によっては即日融資に対応する場合もありますが、その場合、融資までに日数がかかると不都合が生じる可能性があります。また、この制度は貯蓄型生命保険にしか利用できないため、定期型生命保険には利用できません。
ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け
ゆうちょ銀行では、定期貯金や定額貯金などの貯金を担保にお金を借りることができる「貯金保証付自動融資」というサービスがあります。これは、定期積金を引き出そうとしても残高が足りない場合に、不足分を自動的に融資してくれるサービスです。借りられる金額の上限は、担保となる定期貯金や定額貯金の預入金額の90%以内です。金利も低いので、定期積金や定額貯金をお持ちの方は利用を検討したいサービスです。ただし、前述の通り、定期積金や定額貯金がないと利用することはできません。また、生命保険の契約者貸付制度とは異なり、返済期間は貸付日から2年間と決まっています。
親族や友人・知人に借りる
身近に金銭的に頼れる家族や友人がいるのであれば、その人から借りるのも一つの方法です。審査もなく、基本的に利息の負担もなく、オーソドックスな方法です。ただし、返済が遅れると人間関係に問題が生じる可能性があるので、事前に借りた理由や返済期日を伝え、期日までに返済するようにしましょう。また、場合によっては、”1万円用意できないのか “と信用を失う可能性もあります。ですから、最終手段として考えておく必要があります。
消費者金融の商品
消費者金融では、借入をする前に申込・審査・契約といった手続きがあります。事前に契約までの手続きを済ませておけば、消費者金融から無審査で当日中にお金を借りることができます。しかし、お金を借りたい人の多くは初めて消費者金融を利用すると思われますので、初めて申し込む場合は基本的に審査が必要です。
1万円を借りるのに消費者金融がおすすめな理由
紹介した6つの方法のうち、1万円借りるなら消費者金融のカードローンがおすすめです。消費者金融は審査が必要ですが、便利にお金を借りることができます。特に、メリットは3つあります。”アプリで申し込みが可能”、”即日融資・無利息が可能”、”周囲に知られない “です。詳しく見ていきましょう。
アプリで簡単に借入できる
昨今、多くの消費者金融が、スマートフォンのアプリで借入手続きができるサービスを提供しています。スマートフォンを数回タップするだけで申し込みから借り入れ、返済まで完了する便利な方法です。実店舗に足を運ぶ必要もなく、書類を郵送する必要もないため、スムーズにお金を借りることができます。
即日融資や無利息期間のサービスがある
消費者金融を展開している会社の多くは、即日融資や初回利用時は無利息などのサービスがあり、初めての方でも素早く便利に利用することができます。インターネットからの申し込みや、スマートフォンの専用アプリから本人確認書類を提出することで、最短1時間でお金を借りることができます。また、契約日や初回利用日の翌日から30日間無利息でお金を借りることができるサービスもあります。
誰にも内緒で借りられる
お金を借りる場合、審査のために職歴確認が行われるのが一般的なので、周囲に借入が知られる心配があります。その点、消費者金融では、職歴確認が周囲に知られないように配慮している会社があります。消費者金融では、返済能力を審査するために、在職確認も行われます。一般的には、利用者本人が職場に電話をして出勤を確認することで行われます。この方法だと、職場に電話がかかってくるため、借入が周囲に知られてしまうリスクがあります。そのため、消費者金融では基本的に確認のための電話は行わず、出勤を証明する書類の提出のみで済ませる会社もあります。また、インターネット上で手続きを行うことで、郵便物が届くのを防ぐことも可能です。きちんと利用する会社を選べば、消費者金融でも周囲に知られることなくお金を借りることができます。
1万円を借りる際の注意点
1万円の融資でも、気をつけるべきポイントがあります。少額でも審査はありますし、金融機関によっては少額融資に対応していないところもあります。見落としがちなポイントを確認してみましょう。
たとえ1万円だけでも安定収入がないと審査落ちになる
一般的に、安定した収入がある人は、消費者金融などの審査に通ります。安定した収入とは、正社員に限らず、パートやアルバイトも含まれます。しかし、安定した収入があっても、過去に多額の借り入れや返済の遅延があると審査に通りにくい場合があります。1万円などの少額の借入でも、安定した収入があれば必ず審査に通るというわけではないので注意が必要です。また、安定した収入がなくても、銀行や消費者金融のサービスを受けることはできます。ただし、融資を受けるには、財産や信用情報などの審査が必要となります。融資を受けるためには、定期預金や株式などの資産を持っているか、家族などからの保証があるなど、審査を通るための条件を満たす必要があります。
銀行系カードローンは1万円だけの少額融資には非対応の場合もある
一般的に銀行系列のカードローンは、借入金額が10万円以上であれば申し込み可能です。従って、1万円といった金額では融資を受けられないということもあり得ます。一方、消費者金融では1万円からの融資を受け付けている会社がほとんどです。しかし、消費者金融の融資には利率が高く、返済期間も短いため、返済に苦労することもあります。また、消費者金融は信用調査が厳しく、不正請求や過剰な借り入れなどで借金トラブルに陥ってしまった場合、クレジットスコアが落ちる可能性があります。銀行系列のカードローンは利率も低く、返済期間も長いため、返済に苦労することが少ないと言われています。しかし、銀行系列のカードローンは申し込み条件が厳しく、信用が良くない場合は申し込みが却下される可能性があります。
個人間融資や違法業者は避ける
昨今、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて、個人間の貸し借りが行われています。しかし、金融庁は、このような貸金業者が違法である可能性があり、注意が必要であると警告しています。貸主が個人であっても、継続的に金銭の貸付を行う場合には国や都道府県への登録が必要であり、無登録営業は罰則の対象となる重大な違法行為です。SNSなどでは、違法な無登録営業が横行しています。貸した側だけが罰せられるのであれば害はないように思えますが、違法な無登録貸金業者による高金利の貸し出しや、個人情報の悪用などの危険性がありますので、このような個人間の貸し出しは避けるべきでしょう。
まとめ
1万円でも早くお金を借りるには、自分の状況に合わせて都合の良い方法を選ぶのが一番です。すでに利用しているクレジットカードにキャッシング枠がある場合や、所有しているものを質屋で質入れできる場合などは、無審査でお金を借りられる可能性があります。無審査で借りることが難しい場合でも、消費者金融を利用すればすぐに融資を受けることが可能です。審査はありますが、インターネットを利用すれば即日で申し込みから借り入れまで完了しますので、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。